霧中
目標を達せられたところで、今までの苦労が無かったかのように晴れやかな気分になるわけでもないのだと、改めて思い知らされた。
数年間叶えたかったことが叶ったけれども、自分の中に何か底知れない暗い部分がある気がする。
なぜ手放しで喜べないのか、喜びを噛み締めることができないのか、不思議でならない。
むしろ涙が出てくる。嬉し涙ではないと思う。
生理前の不安定な感情よ、
すぐ揺さぶられる。大したこともなしに涙が出る。
繋がったのに寂しくなった
繋がったから寂しくなった?
やはり他人と過ごすということは、それを通して自分のこともよく見える。
今まで過ごしてきた時間、今の自分から見たら後輩なわけだから、上手く過ごせなかったと今思っても仕方がないと思う。過去は美しくも見えるが、歪んでも見える。
他人をどうして上と見る?下と見る?
優劣をつけたって仕方ないのに、その物差し自体歪んでるかもしれないのに。
天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといえへり
されども、今廣く此人間世界を見渡すに、
かしこき人ありおろかなる人あり貧しきもあり冨めるもあり貴人もあり下人もありて
其有様雲と坭との相違あるに似たるは何ぞや
過去に悔いがあるなら、今行動すれば良い。
行動してるのであれば、それでいいじゃない。
結局物事は一挙に解決できるほど簡単ではないし、それは当たり前のことで、過度に心を揺るがせる必要もない。
もっと落ち着け、大丈夫だ、上手くやっている。
だってここまで漕ぎ着けたのは自分だもの、死ねと呪いながらここまで生きてきたのは自分だもの
自由意思で死ねる、楽な方に流れて惰性で生きることだってできる、諦めてしまうことだってできる、
でも私は全て叶えようと努力してきているではないか、そしてそれが叶うことだって何個もあったじゃないか
脳内で自分を殺しながらも心地よく生きるために努力してきたじゃないか、これこそ死ぬ気で生きているのではないか
他人の芝生が青いのは当たり前で、歪んだ眼鏡でそれを見てる、だから今まで自分ができてなかったことにだけ執着して低い次元に留まるのは、そんな中死ぬ気で生きてる自分に失礼
自分のルーティーンからはみ出るのが苦手なんだからそりゃーはみ出たら不安だし強い抵抗があるのは当たり前、はみ出た結果が新しいルーティーンになるまでは大変だし辛いこともあると思うけど、それまで頑張るしかないな〜と思う。
転職もうまくできたからきっと大丈夫!
気負いすぎずにいく…
と珍しくポジティブに。
臨床心理士の先生に言われた通り、慣れない土地で慣れない人と慣れない事をしたら当たり前に疲れますわ、精神的に。
さらに生理前と来たら当たり前なんですわ、当たり前に死にたくなり自分を傷つけたくなりますわ。
薄々こうなることはわかってたけどやっぱりね、という感じ。全て想定内…
むしろここまで上手く他人と過ごせてることだけで素晴らしい笑
一人で鴨川で酒飲むことなんて1週間前から想定内なんで、、、、
(2022.5.28.京都鴨川にて)