意識高くないブログ

アラサーに差し掛かった女による、もう色々書く、あふれ出る感情とか勉強とか仕事とか病気のことなど

金曜日

比較的調子が戻ってきた。やはり波があるのだと知る。

簡単なきっかけで容易に波にさらわれて波の中に漂うことになる。

 

なんとか陸に戻って来られたのは、問題が一つ解決したからか。

変に気を遣って何もかも面倒くさくなって、勝手に手詰まりになってしまうことがよくあり、今回もそれだったのだが、意外と思っていることを素直に打ち明けたほうが上手くいくのかもしれない。

こんなこと言って嫌われるかもしれないとか、嫌な思いをさせるかもしれないだとか、色々考えない方がいいのかも。

それで嫌われたらそれまでの人だったんだと思ってもいいかもしれない。だって十分私だって相手に嫌な気持ちにさせられているんだから。私のことを苦しめる人と一緒にいる義理はない。

 

退職までのカウントダウン、2週間を切った。

ここにいられなくなったのは、様々な理由がある。

一つは、努力に対する正当な評価が得られていないと感じたから。

でも、上司は、給料上げて欲しかったら結果を出せと言う。営業でもないのにどうやって結果で測るのか?教育って自分の努力が必ずしも報われるわけではないし、生徒次第、その時の環境・時勢次第、つまり「運」の要素がかなり大きい。

(でもでも私は生徒の成績を上げてきたし、私が良いって来てくれている子もいるし、夏期・冬期講習の提案は私が多めに設定して、売り上げ目標を達成したし、講師の研修・面談とか今まで上の人たちがやってこなかったことを提案し、実行して来たのは私だ。更に他の人たちがやらないトイレを含めた掃除を毎週行ったり、本当に頑張ってきたし、それを伝えてもいた)

しかも、室長になったとしても額面で22万しかもらえないとか、大学まで出てこれとか死ぬレベル、親に申し訳ない。無理だよ…

英検1級取ったって職能手当とかないしね。私以上の英語能力ある人いないのに。

 

もう一つは、他の社員(男性4人)と今後やっていけないと思ったから。

男性たちの中に女性一人はきつい。もう一人女性社員がいたら違ったかも。

全てに対してやっつけ仕事だし、すぐ汚くなるし(書類とか乱雑に置く)、そのくせよくわからないところに異様にこだわる。男性が大多数だから、それが普通だと思ってる。4人とも男子校出身で、男子高校生の日常を見ている感じ。私が逆に女子校出身だから余計だろうな。何か質問しても要領を得ない答えが返って来ることも多数。そういう小さなイライラが積み重なる。

 

あとは、やっぱり塾で働くことにどうしても肯定的になれなかった。大学生の時、アルバイトをしていたけれど、一生の仕事にするのは違うよなーって思っていた。なんでかは分からないけど。私自身そこまで教育に興味ないのもあるかも。

 

私自身、コンプレックスの塊で、学生の時こうしていれば良かった、とか、親とか先生とか大人に、こうして欲しかった、とかものすごく根に持って生きている人間だから、丁度小学生から高校生までの子供たちを見て、思い出してしまうし、親や先生に手厚く育ててもらっている姿を見て、辛くなってしまう。

他の先生たちの、自己肯定感が高い(自慢)話を得意げに生徒にしているのを見聞きして、辛くなってしまう。

 

保護者対応も無理だなあ、全員敵に見える。いい親御さんもいるけど、なんか敵意を向けられている気がする。声や表情が尖って見える。できるだけ関わりたくない。でも続けるなら関わっていかなくてはならない。

 

そういう様々な要素が複雑に絡み合った結果、私は離脱することに決めた。

 

私はあの人たちみたいに鈍感じゃないし、自己肯定感が高くない。

 

全員が敵に見えたり、私があの中で一番最低で生きていく価値がないと思えたり。

大学生アルバイトを含め、未来ある若者に囲まれて生きていくのには私には難しかった。眩しすぎた。

そしてそんな若者の前に大した社会的地位や名誉もない大人たちが偉そうに演説しているのを見ることも難しかった。

 

人と人が感情を出し合って生きているこの場所が、私には向いていないと思った。

 

一生の仕事に出来るほど熱情もなかったし、あの塾と一蓮托生は無理だと思った。

そこがほかの社員たちと明確に違う点だった。

 

私は、己の仕事ややるべきことが明確に決まっていて、静かで、淡々と自分のやるべきことに向き合えるような職場が向いていると思っている。

(かつて接客業や営業の仕事に非常に苦痛を覚えた経験もある)

 

10くらい年齢の離れている大学生アルバイトや生徒にさえ気を遣って消耗してしまうのは馬鹿馬鹿しい。

 

慕ってくれる生徒たちは可愛いし、もっと構ってあげたいのだが…。

 

 

かといって次の職場にはまた違った苦労があるのだと思う。

 

それに震えている日々よ。

 

消えられたら楽なのに、そう思う気持ちは消えることはないのかも。